自動分散投資が大流行しています。
運用成績が透明です。つまり、誰でも見れてしまいます。
資産の持ち分比率もわかります。
そうなると自分でもっといい方法はないかと考えるのが人情というものです。
たとえば
というアセットの選択肢があったとします。これを株価の価格、相場局面に応じて持分比率を変えていくというのですが、それがやはり米国株が下落相場だったり一度大暴落すると2,3年運用成績がマイナスになったりすることもあるようです。
リーマンショックのことなのです。
リーマンショック直後にアメリカの株を買えばほぼ誰でも資産を増やすことができるわけです。
また、ダウ平均は長い歴史の中でひたすら上昇するようになっていました。
今後もこの流れを継続するなら市場規模をさらに増やしていけるならまた上がる日が来るからやはり米国株をメインに保有している方がいいということになります。
しかし、どうでしょう?
1900年ごろからのチャートなんて見ても無駄だと思いますが、参考までに見るとたしかに上昇し続けています。そしてリーマンショックがたしかに大きいですが似たような暴落を繰り返しています。
おそらく、数年でもとに戻るような動きをしているのでいいと思います。長期的に見ればです。
そして、驚くのは回復の速さだと思います。
急に暴落するのですが、そのあとの回復がとても速いです。すぐに立ち上がっています。これだから数年で元の値段を超えていくわけです。
日本ではこうはいきません。と誰もが想像してしまいます。
世界同時株安というようにやはり米国株が下がったら新興国も日欧株もつられて下がるのでしょう。
こういうことを考えると下落時には米国債券がいいのではないかと言われていますが、下がっている期間が長ければゆっくり保有していられそうですが、また暴落した後にすぐ回復するかと思うとそのまま株でもっておきたい気もします。
なんとなく、そういう動きを考えて自分でやるならどうするか?
それがわかった方が全自動投資の利点が分かるのではないかと思ったりもします。
自分だったらたしかに常に市場の動きを考えて持ち分を変えていくのは面倒かなと思ったりもします。
でも、数年間減っていく投資対象に資産を毎月投資していくなんて嫌です。それは誰でも嫌だと思います。
そういうときはネット証券で個別に資産を投資するとか考えた方がいいかもしれません。
今保有している分はそのまま放置という感じになるのかもしれません。
ようするに、自動分散投資をさらに分散投資してリスクを減らすということなのだと思います。
もちろん、現金で持っておくというのも1つの手です。
更新日 February 11, 2019, 5:30 pm